第9回 成長期の足育が姿勢と精神をつくる

小さなお子様が内向き足や外向き足、X脚やO脚、場合によっては側弯が強く出ている状況を目にします。
元々は遺伝による骨格ですが、親がそのまま放置していると
成長に伴い体の歪みや歩行時の癖は、成長と共に習慣となり、更に姿勢の悪化は精神不安定を引き起こす原因にもなってしまいます。

10代から20代になった頃矯正具や整体に掛かっても一時的なものでしかなく、根本的に変化させる治療にはなりません。
また、
医療による矯正は手術となります、子供に痛みを伴う矯正などさせたく無いのが普通です。

成長期なら解決できる姿勢や体の様々な疾病も、成長期を過ぎて、元々の骨格形状から関節や筋肉が固まり始めて、大人の身体が形成されてくると、様々な疾病や筋肉の張り・凝りなども起きる様になってしまいます。

幼稚園や保育園に通う成長期の子供は、骨や関節も大人の様に硬くなってはいません。
この時期に
安定した姿勢保持の出来る足部を築く事で、自ら骨盤位置を適正な位置に誘導する事ができる為、鉛直方向に近い姿勢が築かれていきます。

人間の骨、特に脚部の骨は、真っ直ぐ縦に重さが掛かる事が理想です、重力に対しての骨密度を高めると共に骨頭からの綺麗な成長を促す事ができます。

成長期から強く無理の無い姿勢を築き、骨からの成長ホルモンを促進させる事で身長の伸びばかりでなく、体幹力や運動能力にまで大きく影響を及ぼします。

鉛直方向に無理の無い姿勢は、無駄なストレスが無い為に自律神経の働きを安定させる事ができます。言い換えると自律神経の働きは精神的なストレスを無くすと共に、免疫力や治癒能力を高める効果も考えられます。

姿勢と精神面は大きく関係しています。前向き、胸を張る、下向き、うつ、逃げ腰、等など

良くも悪くも、姿勢に関わる言葉は沢山あります。
然し、
保護者にとって、自分と同じ骨格を持っている子供の心配はしても、直す又は姿勢を作り上げる方法がある事も知りません

是非とも足部の機能を高める事で、成長期の段階から生涯の姿勢を築く提案をしてください。
人間の姿勢を築く、土台となる足部が弛んだ状態ではなく、三点の支点の保持力を高めて早い段階から綺麗な脚部や姿勢が築ける事を教えてあげてください。

B-TRの機能は、人間の甘やかされた脚部を蘇らせる目的で開発しました。