2019コラム第10回 立位と座位の姿勢改善調整法
2019年 HBBT コラム10
立位と座位の姿勢改善調整法
健康で力強い身体を築くには、日常生活での理にかなった食の管理や適度な運動習慣が
必要となりますが、私は上記同様に、日頃からの姿勢管理がとても重要と考えています。
一般的には、立位や座位で楽をする為に、身体を弛ますことや多少身体に痛みが出ても、
ゆがみが起きても、当たり前の様に思われてきています。足元からの伸展系の腱や筋膜の張り、姿勢保持反応を活性させることで、これらの症状が解決できる事が知られていなかったからです。更に、足元から築くことにより、この反応は、無意識に姿勢を鉛直方向に導くと言った効果が有ります。
必要となりますが、私は上記同様に、日頃からの姿勢管理がとても重要と考えています。
一般的には、立位や座位で楽をする為に、身体を弛ますことや多少身体に痛みが出ても、
ゆがみが起きても、当たり前の様に思われてきています。足元からの伸展系の腱や筋膜の張り、姿勢保持反応を活性させることで、これらの症状が解決できる事が知られていなかったからです。更に、足元から築くことにより、この反応は、無意識に姿勢を鉛直方向に導くと言った効果が有ります。
地球で生きている限り地球の中心に向って引っ張られる引力(重力)と言う力が常に働いています。立っている時には足裏を基底面として、座っている時には坐骨と大腿を基底面として、押し返す運動や骨盤や上体を無意識に誘導する事で維持しています。然し、弛んだ姿勢から身体の軸が移動すると、姿勢保持の為の無意識に行われるインナーマッスル(姿勢保持筋)の脊髄反射だけではコントロールできなくなり、アウターマッスル
(運動筋)も活用した姿勢保持が行われるようになります。
この無駄な運動が、慢性的な筋疲労や関節痛の引き金になり、運動時には運動力の低下に
直結している事は、余り知られていません。
(運動筋)も活用した姿勢保持が行われるようになります。
この無駄な運動が、慢性的な筋疲労や関節痛の引き金になり、運動時には運動力の低下に
直結している事は、余り知られていません。
この姿勢の悪化を考える時に、誰でも骨格形状が遺伝により形作られて、運動特徴が現れると共に、重力による負荷によって、数々の疾病も引き起こされている事を知って欲しいです。だからこそ、無理無駄の無い鉛直方向への姿勢に導く必要が有り、現状では、立位であっても座位であっても、無意識に修正・調整が出来る事が重要なのです。改善させるための方法は、様々な方法がありますが、運動指導や技術指導、施術だけでは、残念ながら元に戻ります。当たり前の事ですが、24時間と言うよりも数時間でも、健康な姿勢を継続出来ないからです。
相手が重力と解っているのですから、立位でも座位でもソフトではなく、ハードな道具に頼る事が前提です。その上で、足部や手に対しての背屈運動や伸展運動を指導する事で、姿勢は一気に変化して継続的に変わらない姿勢となって維持できます。B-TRや楽座衛門と言った姿勢改善用の道具は、甘やかされた現代人が、人間の動物的な機能を呼び覚ます事の出来る唯一の画期的な道具と考えています。