第9回 坐骨調整シート「楽座衛門」ヒストリー
この「楽座衛門」は、開発当初は「千載一遇」の四文字熟語をもじって、「千座一隅」という名前でデビューする予定でした。 千に一つの座り心地という意味合いでした。
しかし、商標の問題やある企画が舞い込んできた事で、その時点で、名前を変更することになりました、その企画とは、アメリカワシントンで、日本の文化を発表する機会があり、その会場にこの座布団を持ち込むという話です。
日本の座布団ですが、「千座一隅」では余りに意味が深く、もう少し馴染める名前を模索しました。結局、楽に座れる座布団であり、日本名という事から「楽座衛門」の名は生まれました。
更に、役割をはっきりさせるために、坐骨調整シート「楽座衛門」として、世に発表しました。その後、特許を取得、3件の意匠登録、国内外の商標登録などが行われて、現在に至っております。
平成19年に生まれた「楽座衛門」は、販売当初には、販売に手間のかかる商品と言われ苦戦していましたが、今では多くの代理店のご愛顧により、安定的にお客様の手に渡っている商品です。
理論重視の商品であり、手間がかかるのは当然の事、お客様の事を案じ、丁寧な説明や理論指導を行うことで、この「楽座衛門」の次世代に向けた啓蒙が始まっています。
姿勢改善の道具として活用している治療家、長距離運送の必需品として愛用されている運転手の方々、美容の為にヒップアップや姿勢矯正に使われているエステサロンなど、オフィスや旅行のアイテムとして、様々な分野で大活躍の「楽座衛門」です。
骨格は、遺伝と生活習慣や環境で変化します。子供の頃から重力による身体の歪みを回避させて、しっかりした姿勢で生活をさせる事が、機械によって甘やかされた時代には、必要不可欠な健康器具であり、生活必需品ではないでしょうか。
子供からお年寄りまで、座っているときにも疲れずに、姿勢改善を行うことのできる坐骨調整シート「楽座衛門」は、必ず、代々の姿勢や生活を守る座布団となってくれます。