第8回 スポーツ傷害の原因について
スポーツ愛好者には、本来の足裏の機能を活性させる事で、基本的な能力が発揮できるレベルに調整または補正することが可能となり、潜在能力を十分に引き出し、強いパワーや俊敏性・左右のバランス能力や運動能力を高めることが可能となります。
それにより筋肉バランスも整い、技術や運動の理解・習得スピードが高まることは基より、関節負担を少なくできる事による傷害予防にもつながります。
高齢者が身体バランスの調整を行ったシューズを使用することで、上下・前後・左右方向に対して、対応できる体軸が保て、無意識のうちに、少ない筋力で身体全体を保持する事が可能となります。基本的な歩行・ジョキングなどの運動や各種のスポーツが行える事により、関節痛や筋肉痛などの身体的な問題の克服は基より、さらにスポーツを楽しむ事の出来る、ベースとなる理想的な身体バランスが作られます。
また身体バランスが整う事により、循環器系の働きが活発になり、血行が促進されることで、生活習慣病や現代病の克服は元より、治癒能力が高まることで、内臓疲労、筋肉疲労、眼精疲労などの
軽減緩和にも効果があると考えられています。
半世紀にも渡るシューズやインソールの過ちを正して、足裏のアーチを育成・回復させる事で、しっかりした体幹を作り上げて、本来的な健康を求めたスポーツを行うことは可能です。
更に、怪我をしない、させない考え方が生まれる事によって、安全で高いレベルのスポーツ環境を作り上げて、潜在能力を十分に引き出せたスーパーアスリートが一人でも多く世の中に現れる事を考えています。