第8回 スポーツ傷害の原因について

スポーツを行うことで怪我をしても、怪我をスポーツで治すことはできません。同様に健康の為にと思って行っているスポーツが、自身の身体バランスを知らないで行っていると、シューズや骨格形状が原因となって、関節障害を引き起こしている場合も多々あります。

 

残念ながら現在のスポーツ用品には、体に負担を掛けてしまうシューズやインソール、更に悪化させてしまうようなケア商品など、多々あるのが現状です。誤ったメーカーのコンセプトに姿勢保持力や安全性は元より、通常のパフォーマンスまでも引き出せない商品もあります。

スポーツシューズやインソールで、土台となる足部を足の形状に合わせて盛り上げているタイプ、

シューズのトウが上に反っているタイプ、これらは足部の靭帯が通常よりも引っ張られ、その状態が慢性的になると逆に体全体が弛緩状態となり、姿勢保持が困難な身体となってしまいます。

更には、よりフィット感を持たすために、足部の巻き込みをしっかりさせたシューズの場合、足部の関節群の運動まで束縛し、膝関節は元より、股関節まで負担を掛けてしまいます。

 

青竹踏みの上で一日中過ごすことや足に包帯・テーピングを巻きつけて運動することが、本来の

人間のパフォーマンスを引き出せることなのでしょうか?

スポーツメーカーなのか、小売業なのか、ユーザーなのか、 誰が目を覚ませば、現状の誤ったコンセプトのシューズやインソールなどに、歯止めが掛るのでしょうか?

 

足裏は靭帯が伸び縮みすることによって、アーチの形が出来て、そのアーチが活性し、カメラの三脚と同様に三点支持効果による足部からの安定性が生まれ、足裏の靭帯の動きによって足部が活性することにより、下肢の「第二の心臓」と呼ばれている心肺機能の補助的な役割が果たせています。

三点バランス保持インソールは、この足部の機能を開発・育成できる世界で唯一のインソールです。