冷え性、むくみ、手足の血行解決法

今回はお悩み解決コラムから、冷え性、むくみ、手足の血行解決法をご紹介したいと思います。

寒くなってくると気になるのが手足の冷え、暖かい靴下の重ね履きとかする方も居られます。
同じように起きる疾病やむくみもあります。どちらも手足の循環機能の低下が大きな原因です。生活環境が便利になり、十分に手足を動かす事が少なくなってきているからです。

女性に多いと思いがちですが、実は男性にも多くあります。靴下を脱いだ時に足に締め付けた線が付いてしまう、締め付けの強い靴下なのか、足にむくみを持っているのか
これも循環機能の低下です。

足は、ふくらはぎ(第二の心臓)のポンピングによって血液やリンパ液、水分などの循環を行っています。ポンプの運動は足首の曲げ伸ばしや足の甲の上下運動などを行う事によって稼働しています。

そして手は、手を握る動きによって前腕(第三の心臓)の筋肉が、脚部同様にポンピングして循環運動を補助しています。握力が低下すると心肺に掛かる負担が大きくなるという報告もあります。

解決法は、手足同時に運動を行う事で大きな効果が現われます。足を投げ出して座り、手を足に向けて、手足が同様の運動を行います。

1:最初はグーです。手で作ったグーと同様に足の指も曲げてグーを作ります。
手足のグーは弛緩した状況になり、循環の準備段階となります。
足のグーは日常の動作には余りない動作なのですが、人間の足部の基本的な運動ですので、オーバーに手足で握る動作をしましょう。

2:次はパーです、手の指先まで伸ばして、足も同時に足首を伸ばして曲げ伸ばしをします。
最初は左右同時に行い、次に左右の曲げ伸ばし交互に歩く様に行います。
循環運動の大切なポンプの作業です。筋肉の引き締まりが末端からの循環を促進しています。手足の温もりや血行により指先の色が変化する事を感じてください。
手の指の一本一本指先まで痺れるように張りを作る事で、末端までの血流を促す事ができます。手の指先まで感じる事ができたら、次は足の指で同様に一本一本指先まで
痺れるような張りを感じてください。

お風呂上りや空いた時間に、各々10回程度行うだけでも大きな効果となります。手足の温もりや引き締め効果は元より、大切な心肺機能を補助する役割が健康生活に繋がります。

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