第7回 腰痛となる現代人の原因

腰痛は多くの方が持っている疾病ですが、内臓疾患からの腰痛以外は、大半が重力に対しての姿勢保持に関係しています。

元々の遺伝と生活環境による姿勢(骨格形状)が幾つかの理由により姿勢が悪化して、姿勢保持筋だけでは対応できず運動筋までも活用した姿勢保持となっている場合様々な関節の可動範囲や運動方法を知らずに体を動かした場合、昨今の誤った構造のフィット感の強い靴や柔らかな敷物やソファー等による体の弛緩が原因となる場合、自身の上体の重さが腰椎や胸椎に対して、無理な負荷を掛けて突発性や慢性的な筋疲労からの腰痛となっています。

人間の腰椎は左右のどちらかに傾いて、微妙に回旋している為に、その前後左右への角度や回旋により腰椎・頸椎が上部で姿勢保持反応を起こしていますこれが姿勢となって表れているという事です。

二足歩行となった人間の体は、側面から見ると重力に対処する為に、背骨がS字カーブを描いていている事が理想です。然し、腰椎の前後傾や回旋が強くなった場合、S字カーブが崩れた、猫背(円背)や側弯症、反り腰と言った姿勢になってしまいます。

そして、その大半が腰椎、胸椎の回旋が原因となって関節の可動域を少なくしている事から、腰痛・背筋痛などが起きています。

腰椎の左右への回旋や傾斜の調整を行う為には、立位での足部からの骨盤位置の調整だけでは難しく、立位よりも荷重負荷の多い座位での腰椎角度や回旋調整が解決に向けての最善の対処方法と考えています。

座位でいる時に無意識な姿勢改善や重力に対しての無理のない安定した上体を築く事で、腰痛の改善は元より、綺麗な背骨のS字カーブと共に正面に向かって回旋の無い上体を作る事が出来ます

坐骨調整シート「楽座衛門」は、10数年前の開発当初より腰椎の傾斜と回旋の改善と座位に於ける少ない姿勢保持力で、強い体幹を築く事を目的として開発しています。

遺伝的に歪んでいる人間の身体が、様々なファッション商材によって更に悪化している状況では、未来に向けて人間の体の歪みは悪化するばかりと考えています。

少しでも早い段階で、根本的な骨格の改善や重力に対しての対処を行う事が重要です。

気楽にできる座位で、座っているだけでも姿勢変化や姿勢保持力の変化を築く事ができる「楽座衛門」を活用した、姿勢改善、腰痛改善をご提案ください