顎(ガク)関節と足の関係

顎関節とは、あごの付け根の関節の事ですが、実は足部と大きな関係があります。
足部の姿勢を保持する反応から骨盤の前後左右の位置や前傾、後傾が形成されています。

例えば、骨盤前傾が強くなると反り腰から上体は大きく後ろに反り返ります。この事により
頭部はあごが引かれた状態になり、顎関節が圧迫された状態になりやすく、顎関節症などの
あごの関節障害が起きやすいと言われています。

また、骨盤後傾が強くなると猫背になりやすく、頭部はバランス保持の為に前に出やすく
なります。当然、あごは顎関節だけでぶら下がっているので、弛緩しやすく、締まりのない
口元になってしまう事も考えられます。

足元から姿勢が形成される中で、側弯(ソクワン)という横に傾く姿勢も起きています。
この場合も姿勢保持の為に頭部の左右への傾きが起きる場合が有り、顎関節に傾きが
起きると頭の傾いている上側の嚙み合わせが先に当たる様になり、下側の関節が浮いた状態になってしまいます。

歯医者さんで歯の噛み合わせの調整をしても、頭部の傾きは調整していないので、結局、
嚙み合わせの左右差が起きる事から片寄った食べ方からの虫歯や歯の損傷が起きやすくなります。

顎関節の綺麗な位置と噛み合わせをしっかりと築くには、同時に足元の姿勢保持能力を
高めて綺麗な姿勢を築く事が必要となります。

足部の機能回復には、B-TRインソールが最適です。 足部機能の衰えた現代人にとって、姿勢から顎関節も改善する事は、とても重要な事です。

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