自律神経の乱れの改善
自律神経とは自分の意志でコントロールしている運動神経や知覚神経ではなく、
無意識に循環器や内臓の働きをコントロールしてくれている神経と考えてください。
自律神経の乱れとは、女性がホルモンの関係から体の疾病や精神的なストレスが多くなる
場合にも良く言われますが、実は日常から誰にでも起きている神経バランスの変動です。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、活動時には交感神経優位となり、就寝時や
安静時には副交感神経が優位となる事で、健康な生活が可能となっています。
交感神経、副交感神経、共に大切な役割をしている為に双方が高いレベルでバランスが
取れている事が理想と言われています。その為には、バランスの取れた食生活や日常生活で体に掛るストレスを無くして、精神的には明るく過ごしていく事が望まれます。
交感神経が優位に成り過ぎると痛みや疲れを感じやすくなり、精神的には苛立ちや情緒不安定的になりやすく、また副交感神経が優位に成り過ぎると倦怠感やうつ病にも繋がると言われています。
自律神経のバランスが、今どちら側に傾いているのか? これを客観的に判断する事で
改善に向けて大きく前進します。体の調子や精神状態がどちら側に寄っているのかにより、対処方法が変わります。
精神面での改善には呼吸法が最適です。呼吸法とは鼻から数秒で吸って、口から細く長く吐き出すロングブレスが有効です。
交感神経優位となっている場合には、腹式呼吸をお薦めします。息を吐く事をバースに横隔膜を上下させる事でお腹を前に突き出すような呼吸法です。
精神的な安定と共にリラックス感が生まれる事により、気持ちの高ぶりや痛みを和らげる効果もあります。安静時や就寝時に早く体を慣らす方法としても最適です。
副交感神経が優位に成っている場合には、胸式呼吸がお薦めです。息を吸う事をベースに、
横隔膜を上に上げて、高さを保ったまま胸(胸郭)を開く様に行う呼吸です。姿勢が整うと共に酸素を取り入れる事が優先される為に、頭をすっきりとさせて、活動時のエネルギーを蓄える動作にも繋がります。
この時、腹部のドローイン(お腹を凹まして維持する)を行うと更に効果は高まります。
無意識な中でコントロールされている自律神経ですが、循環器系の働きや呼吸器系にも
関係している事から、呼吸法によるコントロールが自律神経の乱れを改善する為には
とても有効な方法です。
更に足元から見直す事が必要です。体を支える土台をしっかりとさせる事、足部からの
循環器系の働きを活性させる事、歪んだ姿勢や弛んだ姿勢に張りを持たせて、重力に
負けない体を築く事が重要です。
そして、それを可能にしてくれるのが、B-TR(バランストレーニング)インソールです。B-TRの上に乗ると足元の弛みが無くなり、姿勢が一気に立たされて来るのを感じます。
足の裏の三点で立つ構造は、今までにない機能で体の安定だけでなく、循環器の働きまで
助けてくれます。無駄な筋肉による姿勢保持も少なくなる事から身体に起きている痛みや
ストレスの改善にも繋がってくれます。
自律神経の乱れから痛みやストレスを感じられている方には、是非とも試して頂きたい
姿勢改善、健康改善の道具です。
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