第1回 重力に負けない姿勢管理
腰痛・膝痛に悩む多くの方々、疲労が激しく立ち仕事や長く距離を歩く事が辛い方。
そして、毎日多くのこのような悩みを持った患者に対して施術を行っている治療家の方々に、
初めて解き明かす、身体バランス保持理論と健康姿勢管理について、世の中の常識を覆すと共に大きな衝撃を受ける内容です。
人間の体にかかる重力負担と、個々の骨格形状から起こる運動特徴などを、永年勤続していたのスポーツメーカーでのノウハウと独自に開発したバランス保持理論により説明しています。
また、体の重心位置や骨格形状・対応能力などを簡単に測定できる方法も解説しています。
根本的な原因の確認と疾病の解決に向けてご活用ください。
整骨院や整体院にいって、心地よく施術を受けて、その時は良いのですが、少し経つとまた同様の痛みや凝りが再発する、そう言った経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
また、患者同様にベテランの治療家ほど、長い間、行ってきた施術が根本的な完治に向けた治療となっていない事に葛藤があったことと思います。
医療関係に行っても痛み止めの薬や注射を打ってもらい、楽にはなるのですが、やはり解決には至らずに、最後には手術なんて話まで出てくるのが、現在の医療や施術の世界では無いでしょうか。
また、西洋医学で原因がつかめず、東洋医学の漢方に頼っている方も多いと思います。
解決の為の根本的な方法が解っていないのか、それとも解決方法は解ってはいるのに出来ないのか、どちらなのでしょう?
遺伝と生活環境や習慣によって作られた骨格形状に、常に重力による負荷がかかり、やがて筋肉疲労や衰えによって身体に歪みが起きてくるという事実があります。
今までは、身体の癖とか特徴という言葉で諦めていた様々な疾病や無理な身体運動も、重力に対しての骨格バランスを無理のない鉛直な姿勢に整えて、骨や関節・筋肉に対して負担の掛らない体を作る事で解決できると考えています。
基本的な理論と共に、様々な現状に対して、このバランス理論を活用した場合に、疾病疾患にどの様な変化が現れるのか。
そして後半は、身体バランスの測定方法や健康運動指導について、バランス理論とその指導内容を書いていきます。
個々の骨格形状を理想の姿勢に整える為には、日常から鉛直方向に近づけた姿勢を無意識の中で、継続させる事が重要と考えています。
その為には、人間の基本的な姿勢保持の為の足裏三点バランス理論と三点バランス理論を応用した各種の健康姿勢保持商品が欠かせないアイテムとなります。