第1回 姿勢と姿勢保持筋の関係

一般的には、身体がゆがむのは年を取れば当たり前という世の中の前提があり、更に悪いのは、お医者様やスポーツトレーナーのアドバイスから、少しでも筋肉量の低下を防ぐ為に、勧められた運動療法でも、ゆがんだ姿勢で行う筋力トレーニングでは、身体への負担を大きくするばかりか、歪みまで強くしてしまい関節痛や疾病の原因をとなる負の連鎖となってしまいます。

先ずは、鉛直な姿勢を求める事が必要です。鉛直な姿勢で暮らすことが出来れば、重さを押し返す強い対応能力と少ない姿勢保持反応で暮らせるという事になります。
本当の楽な姿勢(鉛直な姿勢)に誘導させる為に、足裏からの姿勢保持に関わる腱を活性させる必要があります。

ゆがみの少ない姿勢に近づく事で筋肉疲労や身体のストレスを感じなくなってくると、足元からカラダの張りを作れるようになり、自然と体が楽な方向(鉛直姿勢)を求める様になります、結果的に重力軸に沿った鉛直姿勢へと近づきます。
無意識に行う姿勢保持が、理想の姿勢を求めるために継続させられるという事です。

少ない姿勢保持筋で身体をコントロールできるようになると体幹がしっかりと安定することにより、運動時には潜在的な運動筋を最大限に発揮する事が可能となります。

当然、整った姿勢で行う筋力トレーニングは、片寄った筋力とならず、骨格への負担も最小限に筋力を鍛える事ができます。
先ずは、足元から姿勢保持力を蘇らせて、歪んだ姿勢を改善する事が全ての分野でのパフォーマンスを上げる事に繋がります。その為にも、唯一、足元のバランストレーニングのできるB-TRの使用が必要となります。

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