第８回　「骨盤の向きや角度を知る」

「骨盤の右傾斜」
骨盤が右足側に傾斜する特徴は、腰椎から胸椎にかけてバランス保持の為に左に傾く傾向がある。
原因としては、左右の脚部の長さの違いや脚部の骨格の曲がりによる骨盤位置によって影響される。
その重心位置と骨盤の左右への移動度合いにより、右傾斜体型、逆Ｃ字型体型、Ｓ字型体型が現れる。
全てに於いて、左腰や左側筋に張りや疲れが起き易い、また脚部の右足首関節や左膝関節に痛みが起き易い体型であり、運動特徴は胸椎の右傾斜から骨盤とは逆に上体は右上から左下に向けての傾斜運動となり易い。
長時間の座位を行うと右臀部や右大腿部に負担が掛り、腰痛は左側に起こり易く、また、極端な右傾斜の体型の場合、右足首関節、右膝関節、右腰と負担が掛り、頭部のみ、支える為に、左側に負担が掛り易い。