第8回 「骨盤の向きや角度を知る」

骨盤の向きや角度によって、運動特性が顕著に現れます。
骨盤の向きや角度は、前項までの様々な要因により形成されますが、立位で足元を土台としてバランス保持を行う場合には骨盤が前後左右に移動する中で対応します。
また歩行の様に脚部が運動する場合には、骨盤が土台となり脚部が運動を起こします。
身体バランスを重心位置の移動によって行う訳で、静的なバランスの場合には腰が移動し、動的なバランスの時には足元が移動しているという事です。