第4回 身体部位の形状特徴

部位 形 状 名称 症状及び特徴
かかとの向き 右足踵 kakato1 回外 膝の向きが内側を向きやすい
外反拇指になり易い
足の向きは外股になり易い
足首関節内側を痛めやすい
靴の内側が潰れやすい
偏平足になり易い
横足弓、内側縦足弓が弱くなり易い
拇指球側にマメやタコが出来やすい
内足靭帯、膝関節骨外側を痛めやすい
かかとの向き 右足踵  kakato2 回内 膝の向きが外側を向きやすい
内反小指になり易い
足の向きは内股になり易い
足首関節外側を痛めやすい
靴の外側が潰れやすい
横足弓、外側縦足弓が弱くなり易い
小指球側にマメやタコが出来やすい
外足靭帯、膝関節骨内側を痛めやすい
足の向き 右足  asi1 外向き 爪先が外側を向いている
靴の外側が潰れやすい
靴の踵の外側が減り易い
歩行時の重心の移動が外から内へ
腰が上向きとなり易い
猫背、ストレートネックになり易い
後方向へのバランス保持が弱い
腰痛、踵痛になり易い
偏平足になり易い
足の向き 右足 asi2 内向き 爪先が内側を向いている
靴の内側が潰れやすい
靴の踵の内側、爪先外側が減り易い
歩行時の重心の移動が内から外へ
腰が下向きとなり易い
上半身が反り返り易い
前方向へのバランス保持が弱い
膝痛、股関節痛になり易い
足首関節を外側を痛めやすい
ハイアーチ、ハンマートゥになり易い
部位 形 状 名称 症状及び特徴
脚部の形状 正面より kyaku1 O脚 脛骨下部の内側への曲がりが強い
脚部が外側に弓なりになり易い
歩行時に上体の左右の揺れが出やすい
座位の姿勢が浅座りになり易い
足をクロスして立ちやすい
外足靭帯、膝関節骨内側を痛めやすい
腰痛になり易い
横足弓、外側縦足弓が弱くなり易い
脚部の形状 正面より  kyaku2 X脚 膝関節下部からの外側への外反が強い
脚部が内側に弓なりになり易い
歩行時に上体の前後の揺れが出やすい
歩行時に足を外に回して歩き易い
内足靭帯、膝関節骨外側を痛めやすい
膝痛、股関節痛になり易い
足首関節内側を痛めやすい
反り膝になる場合がある
部位 形 状 名称 症状及び特徴
骨盤の前後傾 側面より kotu1 後傾 おへそが上方を向く骨盤の向き
一般的に老人体型、または腰の抜けた状態
脚部は外股になり易い
腰椎は後へや胸椎は前へ行きやすい
猫背、ストレートネックになり易い
腰痛、踵痛になり易い
股関節は前に向かい、後への運動が固くなる
椅子には浅く座るようになる
腰椎は前側に曲がり易くなる
骨盤の前後傾 側面より  kotu2 前傾 おへそが下方を向く骨盤の向き
一般的に出っ尻、または腰椎の反り返りがある
脚部は内股になり易い
上半身が反り返り気味になる
鳩胸、顎関節症等になり易い
膝痛、股関節痛になり易い
股関節は後に向かい、前への運動が固くなる
反り膝・反張膝になる場合もある
腰椎が後側に反り返り易くなる
骨盤の左右傾き 正面より kotu3 右上がり 骨盤位置が左にズレておこる場合
左の脚部の長さが原因でなる場合
骨盤の重心位置により、上体が変化する
腰椎は右側に傾きを調整する
座位時に左臀部に負荷が掛り易い
腰椎の傾きを胸椎が調整する
胸椎の傾きを両肩のラインが調整する
両肩ラインを頭の位置が調整する
右側に腰痛が起こり易い
左側にヘルニア、ぎっくり腰が起こり易い
骨盤の左右傾き 正面より kotu4 左上がり 骨盤位置が右にズレておこる場合
右の脚部の長さが原因でなる場合
骨盤の重心位置により、上体が変化する
腰椎は左側に傾きを調整する
座位時に右臀部に負荷が掛り易い
腰椎の傾きを胸椎が調整する
胸椎の傾きを両肩のラインが調整する
両肩ラインを頭の位置が調整する
左側に腰痛が起こり易い
右側にヘルニア、ぎっくり腰が起こり易い
骨盤の左右前後 真上より 右前タイプ 右上体の反り返りが起きやすい
kotu5 右側重心位置が後になりやすい
右腰の腰痛が起こり易い
右股関節の可動が固くなりやすい
右踵荷重、左爪先荷重になりやすい
上体が左を向き易い
顔は右側を向き易い
頭は左に傾き易い
骨盤の左右前後 真上より 左前タイプ 左上体の反り返りが起きやすい
kotu6 左側重心位置が後になりやすい
左腰の腰痛が起こり易い
左股関節の可動が固くなりやすい
左踵荷重、右爪先荷重になりやすい
上体が右を向き易い
顔は左側を向き易い
頭は右に傾き易い
部位 形 状 名称 症状及び特徴
身体形状タイプ 正面より sin1 左傾斜 左足側に常に負荷がかかっている
左膝、左股関節を痛めやすい
左側で肩こりが起こり易い
左足の長さが右より長い場合が多い
左側への初動が遅れ易い
頭を右に傾けてバランス調整を行い易い
身体形状タイプ 正面より sin2 右傾斜 右足側に常に負荷がかかっている
右膝、右股関節を痛めやすい
右側で肩こりが起こり易い
右足の長さが左より長い場合が多い
右側への初動が遅れ易い
頭を左に傾けてバランス調整を行い易い
身体形状タイプ 正面より  sin3 C字タイプ 腰の位置が右足側にある
右骨盤が低くなる場合が比較的多い
上半身はバランス補正の為に左に傾く
腰痛、膝痛は左側におこりやすい
ヘルニア、ぎっくり腰などは右側におこりやすい
頭は左に傾き易い
肩こりは右におこりやすい
身体形状タイプ 正面より sin4 逆C字タイプ 腰の位置が左足側にある
左骨盤が低くなる場合が比較的多い
上半身はバランス補正の為に右に傾く
腰痛、膝痛は右側におこりやすい
ヘルニア、ぎっくり腰などは左側におこりやすい
頭は右に傾き易い
肩こりは左におこりやすい
身体形状タイプ 正面より  sin5 S字タイプ 腰椎は右へ、胸椎は左へ傾きを補正する
右腰痛、左背筋痛、右肩こりが起き易い
上半身に痛みや凝りが起こり易い
右側の軸運動が弱い
胸椎と両肩でバランス調整を行い易い
頭は右に傾き易い
身体形状タイプ 正面より sin6 逆S字タイプ 腰椎は左へ、胸椎は右へ傾きを補正する
左腰痛、右背筋痛、左肩こりが起き易い
上半身に痛みや凝りが起こり易い
左側の軸運動が弱い
胸椎と両肩でバランス調整を行い易い
頭は左に傾き易い