偏平足の解決法

お悩み解決コラム第3回目は偏平足の解決法です。

偏平足とは、足裏の拇趾球と踵の間のある足関節が作るアーチの張りが衰えて土踏まずが下がってしまった事を言います。

偏平足になると足裏のバネ構造が働けなくなり、衝撃がダイレクトに足に感じられることから膝や腰への障害にも繋がり易く、また、「第二の心臓」と言われているふくらはぎの循環運動(ポンピング運動)に大きく関わっています。
血液や水分、リンパ等の心肺への循環補助が出来なくなることにより、むくみや冷え性は元より、心疾患や動脈硬化といった大きな問題にも繋がっています。

偏平足の原因は、遺伝による骨格や生活環境、習慣等によって起きやすいと言われています。
後天的には、誤った構造の靴の使用が有ります。足裏の靱帯に対して、運動を妨げるような足裏にフィットさせた構造を持った履物の使用が、実際は足裏の靱帯の張りを低下させることからアーチの活性運動を低下させてしまい偏平足の解決とはなりません。

解決法は、B-TRを活動時に使用するだけでも大きく変化をもたらします。
弱った足裏の靱帯が、足裏の踵、拇趾球、小趾球の支点に足骨が乗って立つ事で、一気に活性されます。使用頻度にも寄りますが、およそ、2週間ぐらいで足のアーチが形成されて足の形が変わっていくのを感じられます。
できれば、足の写真を撮る事をお勧めしています。使用前、使用後の足の幅や足指の伸び方に違いを感じる事ができます。

また、運動により足裏の活性を行うには、手と足での同時運動で、グーパー運動が有効です。
手足の腱は連動している事から手足を同時に行う事で体の張った運動(パー)や弛緩させた運動(グー)が明確に意識づけでき、足裏のアーチを築くだけでなく、本来の役割も活性・向上させることが可能となります。

B-TRは、靴での使用だけでなく、家で床に置いておき、その上で足踏みを行う事でも足裏の活性は元より、姿勢保持筋の反応を高める事が可能です。
偏平足の改善にとどまらず、姿勢改善や更なる健康づくりが可能です。

先ずは、日常使用している靴にインソールを入れる事から始めてください。
複数のインソールを交互に使用する事で経済的に長期間の使用が可能となります。