美姿勢と脚部の関係 内股と外股の改善方法
今回は「美姿勢と脚部の関係」から「内股と外股の改善方法」についてお話したいと思います。
美容と身体バランスを考えた時に骨盤と大腿骨との関係(股関節)が重要で、骨盤の前後傾や左右の高さ、前後傾斜の左右差等により骨盤に対しての大腿骨の向き(前捻角)や大腿骨骨頭の角度(頸体角)が変化し、内股(内反股)や外股(外反股)が現れます。
多少の内股や外股であれば問題はないと思いますが、足部の内向きや外向きが強い場合や脚部の骨格形状などにより悪化する場合、また誤った構造(フィット感重視)のシューズやヒールなどを使用している場合、転倒事故は元より脚部関節障害や腰痛、歩行障害、内臓障害といった症状に発展する可能性もあります。
将来に向けて、寝たきり老人や杖に頼った歩行にならない為にも、ご自身の脚部の向きや歩き方をチェックしてみてください。綺麗な姿勢づくりと綺麗な歩行は、美を求めるだけでなく、健康維持や介護予防に向けても大切なケアと言えます。
文頭で書いているように、内股や外股は股関節の状況によって現れます、一般的に内股は骨盤の前傾と関わり、外股は骨盤の後傾と関わりがあります。
歩行中の脚部の可動が自然に内股や外股となってしまう訳で、そのままにしていると、状況が悪化しても良くなる事は有りません。綺麗な姿勢や歩行を求めるには、骨盤の傾斜や位置を調整したインソールや安定した履物を使用する事と、綺麗な足運び(爪先が進行方向に向く)を心がける事が、具体的な手段です。
特に内股、外股といった脚部と骨盤の問題は、脚部の骨格形状により、足首、膝、股関節、脊椎といった痛みや障害の発生する部位も異なります。
そうならない為にも、自身の骨盤の位置や傾き、歩き方を知り、理想の姿勢や歩き方に変えていく事が、いつまでも綺麗な姿勢を保ち、軽やな歩き方で暮らせる方法です。
極端な内股や外股の方には、整体やカイロプラクティクスによる骨盤調整や脚部の調整がとても有効です、但し、折角調整した身体でも、姿勢を意識し続けたり、その歩き方を維持しない限り、直ぐに元の姿勢や歩き方に戻ってしまいます。
今現在、無意識でも理想の姿勢や歩き方を継続させる事ができるのは、インソールを利用した足元からの調整しかなく、BALANCE工房には骨盤位置を理想の位置に誘導して、鉛直な姿勢に導くカスタムメイドインソールがあります。
このインソールの誘導とご自身の姿勢保持反射から無意識に生活していても鉛直方向に整った姿勢を築いてくれます。