第7回 腰椎の傾き修正で背骨のゆがみを改善

人間の体は、足部が骨盤を誘導する事でバランスを保ち立つ事が出来ています。
然し、必ず左右どちらかの足を軸足として生活しています。その関係から軸足の脚長や軸足に向けての腰椎の傾きが起きて、更に胸椎の側弯に繋がっています。

腰椎の土台となる仙骨の形状には個性があり腸骨との仙腸関節にも左右差が有ります。

骨格形状は遺伝から始まり、環境によって関節の可動範囲や筋肉の質が変化していますが、
姿勢を築いている骨盤や腰椎にも、個性によって前後左右への傾きや回旋が起きているという事です。

勿論、人間にも動物的な姿勢保持反応がある事から腰椎の傾きに対して、胸椎下部での姿勢保持反応からの側弯が必ず起きています。
更に胸椎下部での側弯が強い場合には、胸椎上部での姿勢保持反応まで現れる事から蛇行した背骨となります。

胸椎や頸椎は関節の繋がりですので、手技によっても整える事は可能です。
但し、原因を作っている元々の骨格と重力による負荷がゆがみを作っているので、どんなに整えても一時的なものでしか有りません。
尚且つ、土台となる腰椎の角度や回旋が調整できない限り、生涯同じ事の繰り返しとなります。

背骨のゆがみを姿勢保持反応によって鉛直方向に導く、腰椎の調整を行う必要があります。
そして、この調整は継続的に無意識にコントロールされるものでない限り、余計に使用する運動筋からの疾病に繋がってしまいます。

この調整が確実にできるのが、「坐骨調整シート 楽座衛門」です。
腰椎の傾きや回旋に対して適正に角度調整が行える事から、胸椎下部、胸椎上部、頸椎と順番に姿勢保持反応が起きて、姿勢が鉛直方向に整いだします。

「B-TR」は、世界でも特別なインソールです。
骨盤位置をコントロールできる足元の能力開発が出来ます。でも上体の姿勢保持反応まで引き出すには時間が必要です。

その為に、開発した「坐骨調整シート 楽座衛門」は確実に背骨のゆがみを鉛直方向に誘導してくれます。
「B-TR」と「坐骨調整シート 楽座衛門」を活用する事で、立っている時にも、座っている時にも姿勢を鉛直方向に導いて、余計な疾病は勿論、ストレスを回避してくれます。