2019コラム第3回 B-TRによる機能回復
このB-TRインソールは、世界中のシューズやインソールに無い、足裏の支点保持力を高める事により、足部の機能を回復・促進させるという事を目的に開発されています。
通常のシューズやインソールは「アーチフィット」と言われる足裏に内底をフィットさせた構造で、シューズとの一体感を高めています。この構造は足裏に盛り上がりを作る事で、足部のアーチ形状を形作ると共に、シューズ内の隙間を少なくすることで、フィット感を高める事を狙いとしたものです。
然し、この構造や考え方が、現代人の動物的な機能を低下させて、生活習慣病や現代病の引き金となっている事は知られていません。私は、数十年前からシューズメーカーによって作られたこの誤った構造が、皮肉にもビジネスの分野に於いて大きな販売効果をもたらしたことが、とても残念でなりません。
然し、この構造や考え方が、現代人の動物的な機能を低下させて、生活習慣病や現代病の引き金となっている事は知られていません。私は、数十年前からシューズメーカーによって作られたこの誤った構造が、皮肉にもビジネスの分野に於いて大きな販売効果をもたらしたことが、とても残念でなりません。
また、医療の世界でも足部の形成に足底板と称するインソールが使用されています。足部の形成を目的としている訳ですから、骨が形作られてきた段階で、運動機能回復の為にリハビリが必要となります。昨今の世界中の医療現場では、いつまでも患部を固定させた状態を作らずに、早期からのリハビリを行い運動機能の回復を優先する現状があります。然し、このインソールの考え方はどうでしょうか、足部のアーチを持ち上げてしまう構造が足底腱膜の
活動を阻害する事から身体の土台となる足部の機能を全て低下させる現状があります。これは、私的な思いで言うならシューズメーカーや医療関係者の起こした人災と思っています。
活動を阻害する事から身体の土台となる足部の機能を全て低下させる現状があります。これは、私的な思いで言うならシューズメーカーや医療関係者の起こした人災と思っています。
世の中の靴の構造や高機能とされるインソールが、実は足部機能低下を引き起こすものである事、そして遺伝を伴う体の構造は、今更、素足で生活しても、本来の機能までは戻らないという事実です。真逆の考え方であるB-TRインソールが引き起こす身体への機能向上は、誰もが知る由もない所に目的や目標があります。B-TRインソールは、足裏の踵骨、拇趾球、小趾球の三点に厚みを作る事で、足底腱の張りとアーチを自然に築いています。単純な筋肉に対しての施術や筋トレーニングでは対応できない話です。この体の土台となる足部の靭帯が適正に反応する事で、骨盤の位置や傾き、方向が安定したポジションに定まります。
数十年、数百年の遺伝による歪みや体の変化は、骨に対してアプローチを掛けるしかありません。特に
姿勢に関しての対応は、上部の部位に対して行っても意味はありません。足部からの骨盤調整が出来ない限り、歪みを整えて姿勢を改善に導く事は出来ません。支点保持力を高める事ができるこの構造は、アーチ機能を育成・再生させる事は勿論、足部からの循環促進効果や姿勢改善における呼吸器系、心肺系、循環器系の働きにも大きく関係しています。
姿勢に関しての対応は、上部の部位に対して行っても意味はありません。足部からの骨盤調整が出来ない限り、歪みを整えて姿勢を改善に導く事は出来ません。支点保持力を高める事ができるこの構造は、アーチ機能を育成・再生させる事は勿論、足部からの循環促進効果や姿勢改善における呼吸器系、心肺系、循環器系の働きにも大きく関係しています。