第7回 遺伝と靴が引き起こす足病や疾病
良く靴の知識のある方に、ピッタリな靴では無く、内部に余裕のある靴や足趾や甲が自由に動ける靴と言うと、どなたも同様に返ってくる言葉が「それでは足が靴の中で動いてしまい危険です」と言われます。肉で立っていれば当然、起こる現象ですが、足裏の骨の三点での姿勢保持は、本来の足関節が上下、前後に動くことで姿勢保持を骨の点で行っている為に靴の中で必要以上に足は動きません。残念ながら誤った構造の考え方や歩き方、販売方法等に固められているからかもしれません。
体を守る為にあるのが靴であり、靴の構造やその為に出来た歩行方法や運動理論では、本来の人間の機能を守り、発達させることはできません。解剖学や物理によって人間の歩き方や体を守る方法が生まれる訳で、本当のことを見極める研究心が大切と思っています。
足趾の外反母趾に悩まれている方は多いですが、一般的な治療やサポーターによる固定の概念は、足部の弛緩を生むだけで足趾を真直ぐ前に引き伸ばす為の腱や靭帯の伸展運動には繋がりません。
三点バランス保持インソールは、土台となる三点支持を高くしていることで、無意識に足裏の靭帯の伸展運動を引き出して、使用していることで足趾の伸展は元より、使っている内に足がスマートに伸びてくるのを体感できます。足の靭帯や筋肉が活性することにより、アーチが育成されるからです。そして足裏の三点の骨でしっかりと骨盤位置を安定させることにより、鉛直に近い姿勢に近づけて、更には、下肢の運動を活性させることによる「第2の心臓」と言われる循環機能の補助する役割も高めることが可能となります。
まだ、お試しでない方は、是非ともお近くの販売店でお試しください。