第２回　「シャンク」と「トウ」

前後バランスの前への負荷を最後に踏ん張れるのは足指です、ランニングや歩行で最後に踏み蹴るのも足指です。
歩行時にしっかりした踏み蹴りを行えると次の筋収縮によって足首は引き挙げられます、だからつまずかないです。
足指を使えない靴の「トウ」が上がっている状況では、不安定さとしっかりした蹴りだしが出来ない為に、逆につまずき易い身体になると言う事です。
しっかりと蹴った歩き方・走り方をするためには、「トウ」がフラットなものが理想です。
「トウ」が上がっている物でも角度が５°位までの物を選ぶと良いと思います。

消費者は、流行に踊らされているだけです。でも誰でも健康な生活をしたいと願っている筈です。
身体を守る目的の靴ではなくて、販売を目的とした靴を履く事で綺麗な身体は出来ませんし、不安定な歩行姿勢からは美しさや強さなんて、程遠い話なのに、一部の業界の方に騙されているとしか思えません。
靴は、足の形や指の長さに即した靴選びが大切です、ファッション重視や不安定なコンセプトの靴ではなく、安定した健康に良い靴を是非ともご購入ください。