第2回 「シャンク」と「トウ」
靴の勘違い シャンク(靴の芯となる部分)とトウ(爪先部分)
靴には「シャンク」と「トウ」というパーツや部分が有ります。今回はこの二つの事について考えてみたいと思います。
「シャンク」聞きなれない言葉ですが、人間の背骨にあたる部分のパーツで、昔からの靴の理論の中では、足を守る為の重要なパーツとされています。
具体的には、靴底と内底の間に位置し、踵の前あたりから爪先に掛けての土踏まずに10cm前後×2cm程度の幅で、木・金属またはプラスチックなどで作られた部品で、靴のねじれやたわみを強化するというものです。
靴その物の強度や形を守るとともに、土踏まずに負荷が掛っても縦アーチを補強しサポートするように考えられています。