• 2019.7.5

2019コラム第7回 腰椎・胸椎の関係と姿勢・運動の変化

足裏の支点保持力により、踵骨の傾きや膝の可動する方向が決定しています。そして、骨盤と股関節の位置や角度からの大腿骨の可動する方向が作られて、様々な個人の歩行スタイルが現れています。上体を正面に向けて歩くと足のつま先は、外股の様に開いたり、内股の様に閉じたり、左右への向きの変化を起こして歩いています。逆に、足の向きを真直ぐに前に向けて平行に歩こうとすると、骨盤や上体には、回旋や側弯などの姿勢変化が現れます。

 

足部の姿勢保持によって骨盤が前後左右位置や前後左右傾、左右への回旋が起きているという事です。また、静的なバランス時には、骨盤位置を左右に移動させる事で、立ち止まっていることが可能となっています。歩行時には、動的なバランスとなり、骨盤を軸として左右の足を重心の移動方向に出す事で、歩行姿勢を保っています。子供の時に遊んだ竹馬乗りが移動時の動的なバランスとなります。足部の支点保持力が弱まると静的なバランスでの姿勢保持が出来なくなり、竹馬乗りの様な動的なバランス保持で生活しています。

 

 

このような骨盤の位置や向き・回旋により、腰椎の前後左右の角度や回旋が起きています。そして、腰椎の後傾が強くなると、胸椎は後弯して、俗にいう猫背が出現します。このタイプの腰椎と胸椎の関係は、腰椎の回旋方向と同方向に胸椎は、回旋を引き起こします。

 

また、腰椎の前傾が強くなると、胸椎は前弯して反り腰が現れます。このタイプでは、腰椎の回旋方向に対して、胸椎は逆の方向への回旋を起こします。足元から骨盤の位置などが形成されて、その骨盤の腰椎の角度や回旋状況から胸椎の前後弯の度合いや回旋が起きています。更に上体の側弯は、骨盤の左右軸位置への移動度合いや腰椎の左右への傾きに関係し、一般的には、軸側に腰椎の傾きが起きて、胸椎は対側に傾きが現れています。

 

軸移動量や腰椎の傾きや回旋が強くなると、胸椎上部での姿勢保持反応により、胸椎上部での傾きやスライドといった姿勢保持反応が現れます。立位だけでの調整で、姿勢改善維持させることが難しいのは、座位時に基の姿勢が現れているからです。健康な姿勢を築く為には、立位と在位の双方で、同様に鉛直方向の姿勢を築く必要があります。

 

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