• 2012.7.27

第7回 「意識や運動による身体バランス調整」

バランスボールによるトレーニングや身体の代謝効果を高める為に靴底を不安定にした履物などによるバランストレーニングは、インナーマッスル(姿勢保持筋)を鍛え、身体の揺れに対する反応や保持力を高める事が可能です。
しかし、元々の身体が歪んでいる為に、歪んだ身体をベースとしたバランス運動を行っている状況となります。
勿論、筋力運動としては有効ですが、身体バランスを整えて重力ラインに合った綺麗な姿勢が作られる訳ではありません。
また、歪み直しのストレッチや身体運動によるバランス調整は、鏡を利用したり第三者に確認してもらう事で意識や姿勢づくりが可能となりますが、身体に掛っている重力に対して常に真っ直ぐな姿勢を意識した中で、自身で姿勢をコントロールし続ける事は現実的には無理があります。

本来の身体バランスの調整や運動は、重力軸(ライン)と身体の重心軸を重ねる事にあります。
重力軸に対して重なり合った身体の軸は、最小限のインナーマッスルでも十分に姿勢保持が可能で、潜在的に持っているパワーを運動時に最大限に引き出す事も可能となります。
そして、このような調整は意識による運動や筋力トレーニングではなく、無意識によるものでなければ有効と言えません。
無意識に身体バランスが重力軸と重なり合った状況での筋力トレーニングや身体運動は、筋力の働きや強さが変わるだけでなく各関節の可動域も大きく変化する為に、身体的な運動要素の質から変化させると言っても過言ではないと思います。

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