スタートコラム この理論のルーツとビジョン

現在の三点バランス理論やオーダーメイドの考え方に気が付き始めたのが1980年頃からと思います。スキープレーヤーとして、メーカーのスキーブーツ開発のスタッフとして、

各種の有名なインソールを使用していました、でも常に、このインソールで勝てるのだろうか? 選手のパフォーマンスを引き出すことができるのだろうか? そんな葛藤をしながら、スキーや様々なスポーツの世界に身を置いていました。

 

そして、1994年頃から本来の人間の持つ理想の姿勢や潜在的なパフォーマンスを発揮できる方法が見えてきていました。スキーヤーの膝関節をスキーのトップに真っ直ぐに向ける事、身体の前後左右の荷重を両足に均等に分散させる事、この意味と方法が解ったのです。

2008年に特許申請を行い、2013年に特許取得した、現在の「オーダーメイドインソール」の技術がその全てです。足元から骨盤の前後左右位置や傾きを調整することで、より

鉛直な身体を築いて、無意識な状態で姿勢保持力を高める事が可能となり、少ない筋力で

姿勢保持を行う事により、運動時の筋力を大きく引き出すことも可能となりました。