腰の痛みの解決法

お悩み解決コラム第7回目は腰の痛みの解決法です。

膝関節痛と共に代表的なのが腰痛です。様々な原因がありますが、その大半は上体を支えるために起きている腰回りの筋肉疲労から始まっています。

立位の時には、骨盤の移動によるバランス調整を行っているのですが、座位では重たい頭や上体を腰回りの筋肉だけでサポートしている関係から座位による腰痛発生が多い訳です。

人間の身体は、足の左右どちらかに軸を持った姿勢で生活をしています。そして一般的に、その軸足側に腰椎が傾いた姿勢をしています。そして、上体がバランス保持のために軸と反対方向に姿勢保持反応を行っている事から身体の形状がC字型、または逆C字型の骨格形状がベースとなって生活しています。

体の曲がりは、重力による負荷で曲がりの起きている部分や左右に回旋している部分に強い負担をかけてしまう事から、同じ部位に慢性的な腰痛が発生しています。

立位では、バランス保持の骨盤移動運動があることから腰に掛かる負担は、座位より遥かに少ないのですが、土台となる足元からの姿勢改善が必要となります。
立位と座位で同時に改善させる事が理想なのですが、痛みが強い場合など、腰への負担が大きい座位から行うことが改善の早道です。
腰痛の改善や根本的な解決を計るには、土台となる骨盤の安定と上体の真上(鉛直方向)への姿勢改善が解決手段となります。

解決手段として、坐骨調整シート「楽座衛門」の使用をお薦めします。この座布団は左右の高さを変えることや骨盤の傾きを水平に保つことで、腰椎の左右への傾斜や回旋を安定した位置に修正してくれます。

腰椎が安定した位置で正しく整うと無意識に行っていた上体のバランス補正の為の傾きや回旋調整が戻されて、より真上(鉛直方向)に整った姿勢と変化します。当然、上体の姿勢を保つための筋反応が少なくて済むことにより、慢性的な疲労やそこからの腰痛が改善されていきます。

立位と座位で、真上に向けての綺麗な姿勢改善を行う事で、寝ている時以外の重力に対して身体を守れる姿勢を維持することが可能となります。