コア1/2の目的

厚みが1/2の場合、骨盤の左右の傾斜は誰にでもあり、その傾斜を整える事で腰椎から背骨を整えて
長時間の座位は元より、猫背や側弯に対しての姿勢改善に有効です。

ご使用方法

• 座布団の左右片面に厚みの違いが有る事を確認してください。
• 厚みのある側を左右のどちらかに置いて座り、違和感の少ない側がお客様のベストな座布団の向きとなります。
• 適正な座布団の向きに座ると上体が真っ直ぐに立っています。
• 誤った座布団の向きに座ると上体は傾いてしまいます。

楽座衛門の適正な向きの見つけ方

• 基本となる楽座衛門の厚み部分の左右位置を選択します。
• 左右どちらかの厚みが高くなった適正な状態で座ると安定感を強く感じます。
• 鉛直方向への背骨の安定から上体の運動力の向上が感じられます。

コア1/4の目的 *初代楽座衛門のみ可能

厚みが1/4の場合、前後左右に対しての上体の傾きは立位でも座位でも現れます。
上体の回旋が複合されると中々、改善できません。
斜め方向の骨盤の傾斜も整える事により回旋による姿勢改善の妨げを取り払い、綺麗で強い座位を築く事ができます。

高度な活用方法

左右の厚み位置が決まった段階で、左右だけでなく腰椎や胸椎の斜め方向への傾きや回旋に対して鉛直で、正面に正対した姿勢に調整する為のテストとセッティングです。

• 個人の骨格形状により、左右の基本パターンで対応できる場合と斜め方向への高度な対応が必要となる場合があります。

座位での姿勢保持力の確認

左右の基本的なパターンから前後左右の4方向への負荷をテストすることで、前後左右・斜め方向に対して、姿勢保持力の低下した方向を確認する事が出来ます。
次に内部コアを1/4にして適正位置にセットする事で、前後左右斜め全ての方向に対して、姿勢保持力を高めると共に座位での鉛直な正対した座位姿勢に整える事が出来ます。
この坐骨調整は、前後左右斜め方向に対しての腰椎の角度を調整することで、鉛直方向への座位姿勢に整えて、姿勢保持能力を高める事が可能となります。

高度な活用の為のテスト

① 右手のひらを上にして右手を前に出した状態から、その手のひらを上から押す事で確認します。弱い場合、右前側の姿勢保持力が弱いと判断します。
② 次に手のひらを返して下に向けて、その手のひらを下から上に向けて押し上げます。弱い場合、右後側の姿勢保持力が弱いと判断します。
③ 左手側も①②と同様にテストを行う事で、左側の前後の姿勢保持力を確認する事が出来ます。
④ 適正な姿勢保持確認のテストを行った場合、全方向に強い場合と一か所だけが弱い場合が発生します。基本パターン1/2で済む場合と高度な活用1/4となります。

基本パターンが右側パターンの場合
• 右前が弱い場合 または 左後が弱い場合・・・6パターン(右前側パターン)
• 右後が弱い場合 または 左前が弱い場合・・・5パターン(右後側パターン)

基本パターンが左側パターンの場合
• 左前が弱い場合 または 右後が弱い場合・・・7パターン(左前側パターン)
• 左後が弱い場合 または 右前が弱い場合・・・8パターン(左後側パターン)

バリエーション 反り腰・猫背対応


• 骨盤の前傾や反り腰が強い場合、基本パターンと前側パターンで対応します。・・・3パターン(前側パターン)

• 骨盤の後傾や猫背が強い場合、基本パターンと後側パターンで対応します。・・・4パターン(後側パターン)

生涯的に重力に対して強い上体(座位姿勢)を築く為の調整です。
綺麗な立位を築く為にも必要となる座位での調整となります。

注意点

• 楽座衛門の上に別のマット等を同時に使用する事は出来ません
• どの様な場所でも使用できますが、硬めの椅子又はフロア(畳)の方が効果は高いです。
• 座布団の向きがわからない、痛みを感じる場合、再度、硬めの椅子で座布団の向きを確認してください。ご購入先での再確認もお薦めします。
• 洗濯はカバーのみ取り外して行ってください。本体は洗えません。