第10回 「美姿勢と脚部の関係」

極端な内股や外股の方には、整体やカイロプラクティクスによる骨盤調整や脚部の調整がとても有効です。
但し、折角調整した身体でも、姿勢を意識し続けたりその歩き方を維持しない限り、直ぐに元の姿勢や歩き方に戻ってしまいます。
前項にも書いている通り、重力の仕業です。
今現在、無意識でも、理想の姿勢や歩き方を継続させる事ができるのは、インソールによる足元からの調整しかなく、それ以外ではできないと言っても過言では有りません。

一般的に内股、外股の方が、意識で出来るケアとしては
内股の場合
1 骨盤をやや後傾(下腹が上を向く)にする事で、股関節が前方に移動し、大腿骨の向きを多少外側に向かせる事が可能となります。
2 歩き方は、履物の踵外側より接地して、拇指球側から抜けていく外股のイメージをもって腰幅より少し狭い位の足幅で歩く事で改善していきます。

外股の場合
1 骨盤をやや前傾(下腹が下を向く)にする事で、股関節が後方に移動し、大腿骨の向きが多少内側に向かせる事が可能となります。
2 歩き方は、爪先の向きを前方に真っ直ぐ向けて歩きます、特に両腿が外側に開かない様に意識する事で、上半身も綺麗な姿勢が作られます。